京セラ、およびKDDIは、米国ラスベガスで開催中のCES2012において”スピーカーレス”のスマートフォンを展示しています。
このスマートフォンは、従来のスピーカーの代わりに、骨伝導を用いた「音声振動素子」というものを利用して音声を伝えます。骨伝導により直接鼓膜に音が伝わるので、イヤホンや耳栓をしたままでも通話が可能になります。
この技術により、本体の前面のスピーカー用の穴が不要になる事で、防水や防塵性能の向上や、端末の薄型化にも貢献します。KDDIおよび京セラは、このスピーカーレスの技術を2012年度に商品化する事を計画しているようです。
ちなみにこの試作機は、去年10月に幕張で開催されたCEATECH Japanでも展示されていたものです。
情報元:VERGE