日経産業新聞の報道によると、ドコモなどが出資し、2012年4月に運用が開始される携帯端末向けマルチメディア放送「モバキャス(mmbi)」を受信できるスマートフォンを、docomoとシャープが共同で開発している模様です。またタブレット端末も用意されるようです。
docomoは2012年春までに、マルチメディア放送対応モデルを含む5機種のスマートフォン、およびマルチメディア放送に対応するタブレット1機種を追加で投入すると発表しているので、おそらくこの端末が追加機種にあたるのだと思われます。
ちなみにモバキャスとは、地上アナログ放送の停波に伴い空いた周波数帯で行われる、携帯向けマルティメディア放送です。ワンセグに似たようなサービスですが、コンテンツの内容は独自のもので、蓄積型コンテンツも提供されるようになります。2012年4月よりモバキャス初の放送局「NOTTV」が開局し、運用が開始される予定になっています。
モバキャスというと、ワンセグの二枚煎じだとか発想が古いとか、ガラパゴス化を促進するとかいろいろ批判が多いですが、はたして今後どうなるか注目ですね。
情報元:MoCell