ノルウェー企業FIXは、ノートPC等に挿してAndroid OSを起動できる、USBスティック型のAndroid端末を開発しました。
端末名は「Cotton Candy」と呼ばれ、Galaxy S IIと同じExynos 1.2Ghz デュアルコアプロセッサ―を搭載し、Android 2.3、USB2.0、802.11n Wi-Fi, Bluetooth, HDMI出力、そしてmicroSDスロットも搭載しています。
このCotton Candy をMAC Book Proに接続すると、数秒以内にAndroid OSがフルスクリーンで起動したそうです。またウィンドウモードで起動する事も可能で、MACで何か操作をしながら、Android OSを動作させることもできます。ネイティブOSとAndroid OSでのファイルのやり取りも容易です。
また、接続対象はPCだけではなくテレビや他のスマートフォン・タブレットにもおよび、かなり広範的なデバイスと接続が可能であり、Cotton Candyの開発の目的は、USBスティックを持ち歩くだけで、いつでも手軽に自分のデスクトップ環境を再現できるようにする事のようです。
ハードウェア的には、現在のプロトタイプでも、ARM版のWindows 8を動作させる事が可能で、将来的にはより高速なハードウェアとUSB 3.0、そしてWindows 8を搭載するモデルも登場するようです。
現状はまだプロトタイプ段階なので製品化はまだ先になるようですが、価格については$200(約15000円)よりもかなり安い値段になるとのこと。期待大ですね。