2011年10月18日火曜日

docomo冬モデル「Galaxy Nexus SC-04D」は疑似HDディスプレイである[PenTile]

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docomoの冬モデルスマートフォン「Galaxy Nexus SC-04D」は、4.65インチのHD解像度(1280×720)有機ELディスプレイを搭載しています。
しかしそのディスプレイは通常のRGB配列ではなく、PenTile配列を用いた疑似解像度である事に注意が必要です。

つまり、Galaxy Nexusは、スペック上は1280×720のHD解像度ですが、サブピクセル数換算でいえば、1280×360相当の解像度しか持ちません。なので疑似HD解像度と言ったりします。

もちろんPenTileだからといって解像感が大きく劣るわけでもなく、もともと少ないサブピクセル数で解像感を得るための技術である事に加え、4.65インチで1280×720というとかなりのppiですので、目で視認できる差はあまりなく、PenTileだからといって支障を感じる場面は少ないと思われます。

ちなみに、KDDI(au)のスマートフォン「ISW11M Photon」のように、4.3インチ 960×540(qHD)の画面でPenTileだとppiが低いので、結構画面がザラザラして見えますが、Galaxy Nexusの場合はもともとppiが高いので、ここまで露骨にザラザラ見えることは無いでしょう。

 

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これがが通常配列とPenTile配列の違いを分かりやすく示した図です。サブピクセル数が全然違うのがお分かり頂けると思います。

ちなみに、仕様がリークしている次期Galaxy「Galaxy S III」に搭載される有機ELパネルは、「SuperAMOLED HD Plus」ということで、PenTileではなくRGB配列のものになります。つまり正真正銘のHD解像度という事ですね。

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