Android 4.0には、赤外線を淘汰するかもしれない、ある機能が搭載されています。詳細は以下より。
■Android Beamとは
Android 4.0には、近距離通信NFCを用いた通信機能「Android Beam」が搭載されています。NFCチップを用いて「画像・メールアドレス・ウェブサイトのリンク」などを相手の端末に送信できる機能です。操作は端末同士の背中を近づけるだけでOK。
この機能を使うには、双方ともにNFCを搭載している事が必要ですが、対応していれば端末の背中を合わせるだけで、あっという間に情報をやりとりする事ができます。
赤外線より手軽ですね。
■この機能は実は日本が先に実現していた
実はこれと似たような機能は、日本のFelicaでも「IC通信」という名称で実現していました。しかし、Felicaを搭載していてもIC通信が使える端末は限られていたため、使い勝手が悪く普及しなかったようです。
■日本でも普及するかはNFC対応端末の普及が鍵
Android 4.0が標準でこの機能をサポートした事で、NFCを搭載した端末であれば問答無用でこの機能が使える事から、NFCさえ普及すれば、この機能は使われていくのではないかと思います。ちなみに、日本の通信3社もNFCへの対応を表明済です。
なので、近い将来、赤外線ではなく「Android Beam」でメールアドレスを交換するのが当たり前になる日が来るのかもしれません^_^