Android 4.0は、標準でデジタルスタイラス入力に対応し、スタイラスの傾き、距離軸、圧力、およびその他動作などを、完全にサポートします。
従来のAndroid端末では、スタイラスで入力しても形状認識のみに留まっていましたが、Android 4.0ではスタイラス入力に完全に対応するようで、圧力や傾きを検知でき、また、「指、マウス、消しゴム、スタイラス、スタイラス上の3つのボタン」など、異なるデバイスによる入力をしっかり区別できます。
ちなみに、このスタイラス機能を使うには、ハードウェアレベルでの対応が必要との事。どの端末でも使える訳ではなさそうです。また、Googleはこの新しいサポートを、描画やスケッチアプリに活用するだけでなく、全体的なタッチ精度の向上にも活かそうとしているようです。
そういえば、従来端末においても、独自APIを用いて高度なスタイラス入力を実現した端末(Galaxy Noteなど)がありましたが、Android 4.0の登場後それらの扱いがどうなるかは不明です。