「Galaxy Note」に搭載されている、5.3インチの「HD Super AMO LED ディスプレイ」は、ペンタイル(Pentile)であるか否かが海外の掲示板で議論されています。
ペンタイルであれば、Galaxy Noteは疑似HD解像度であり、1280×800というスペックに対して、実質的には「1280×400」の解像度しか持たない事になります。
さて、海外の掲示板の書き込みの内容を見る限り、大方は「ペンタイルである」という結論のようです。
その根拠としては、GalaxySIIやGalaxyTab 7.7など、ペンタイルでない通常のRGB配列の有機ELディスプレイは、「Super AMO LED Plus」と呼ばれるのに対し、「Galaxy Note」の5.3インチのディスプレイは単に「Super AMO LED」という表記に留まっている事があるようです。
また韓国のサイトでは、Galaxy Note のディスプレイを「ペンタイル」と報道している事もあるようです。
実際の所、あまりないと思われます。
初代GalaxySでは、4インチのWVGA(800×480)の画面でペンタイルを採用したため、その独特のサブピクセル配置から、画像の鮮明さが損なわれたりしていました。
しかし、「Galaxy Note」では5.3インチで1280×800という解像度のため、ペンタイルといえども、ピクセル密度※が高く、あまり支障は無いのではないかと思われます。
※ピクセル密度比較(GalaxyS=233dot/inch、Galaxy Note=284dot/inch)
ちなみにサムスンが製造し、今年秋に発売される、Ice Cream Sandwich搭載の超高性能スマートフォン「Nexus Prime」も、ペンタイルの有機ELが用いられている模様です。