2011年6月5日日曜日

JRが営業キロを改定するだけで、佐倉-錦糸町の特急料金が400円も安くなる




JR総武本線の佐倉駅近辺の線路は、かつてはトンネルではなく、山を大きく迂回する形で線路が敷かれていました。

ところが、それでは遠回りだということで1968年3月に寺崎トンネルが開通しました。それによって、線路の距離は529メートル短縮され、当然運賃も安くなるはずなんでが、安くなっていません。

JRが定めている、錦糸町-佐倉駅間の営業キロは50.5km
しかし実際の距離は、トンネル開通により49.9kmになっています。

JR東日本の在来線自由席特急料金は50kmがひとつの区切りになっていて、それを超えると運賃が400円も増えてしまいます。

■~50km ・・・・・500円
■50.1km~・・・・,900円

JRの営業規則には0.1kmでも実キロに変動があったら、即刻営業キロを改める。という事になっているのですが、改定されていないんです。JRとしては、国鉄時代の実キロの変動に、この規則は適応されない。という立場らしいですが・・・

しかし、400円も余計に運賃を取られてるってのは、やはりおかしいです。JR東日本には即刻改定を望みます。