2011年5月16日月曜日

元禄地震の再来 想定津波高さの標 in 九十九里

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千葉県の外房 九十九里町にある標識です。
1703年の元禄地震では、この高さまで津波が来たそうです。

この東日本大震災が起こる前までは、この高さに津波が来るなんて、あまりピンと来ませんでしたが、今回の震災の津波の映像を見てから改めてこの標識を見ると、自分の地元にもこんな大きな津波が来たんだなと、恐ろしくてしょうがないです。

ちなみに元禄地震は、元禄16年11月23日(1703年12月31日)の、深夜に発生したM8.1の巨大地震で、千葉県では6000人以上が亡くなったと言われています。

しかし、この標識の高さ以上の津波が来る可能性も、否定できないわけですよね。事実三陸はみな想定外の津波にやられてますし

しかしこのあたりは、津波への備えってあまり無いように思います。津波の避難塔なんかもないし、津波来たら逃げ場なんて無さそうです。

海水浴客がにぎわう夏場なんかに津波が来たら、道路もろくに整備されていないなかで、道は大渋滞、歩いて逃げるにも津波の速さにかなうでしょうか。

避難場所案内図とありましたが、今回の震災では、津波の避難所も津波でやられちゃってるんですね。想定は過大に見積もるべきでしょうね。

まあなんとかしてほしいですね。ただ日本の財政も厳しいのであれなんですが、時間をかけてでも、災害に強い国土を作る必要があると思います。

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