Snapdragon 810に続き、クアルコムが次期モバイルSoCとして開発を進めているSnapdragon 820の発熱問題が早くも話題となっていますが、クアルコムは声明でそのような噂は『事実無根』と表明しました。
Snapdragon 820については、海外メディアがSnapdragon 810と同様に発熱問題が発生しており、SoCの製造を請け負うサムスンが、問題を修正するために作業にあたっていると報じられていました。
クアルコムによると、そのような噂は事実無根であるとのこと。また「前作であるSnapdragon 810に比べて安定性とパフォーマンスが更に向上している」と反論したということです。
Snapdragon 820はこれまでの情報によれば、クアルコム初の14nm FinFETプロセスで製造。グラフィックス性能が従来比40%向上したほか、消費電力も40%低下しているとされています。また、4K解像度の映像を毎秒60フレームという高精細かつ滑らかな映像再生が可能です。
Snapdragon 820は、サムスンが2016年はじめに発売するGalaxy S7に搭載するためにテストしているとも伝えられています。
情報元:Weibo