Qualcommは3月2日、独自CPUコア”Kyoro”を採用したSnapdragonシリーズの次期ハイエンド「Snapdragon 820」の投入計画を明かしました。
MWC 2015で開催したプレスカンファレンスにて、リアルタイム・コグニティブ・コンピューティング『即時に学習して認知するコンピュータ機器』の第一歩となる『Zeroth』の解説の中でプレビューされました。
詳細は明らかにされていませんが、ARM v8ベースの独自CPUコア Kyroを採用し、big.LITTELE構成は取らないそうです。
クアルコムはSnapdragon 810で独自CPUコアの採用をやめ、ARMのCortexシリーズを採用していました。Snapdragon S4 ProのKraitのような独自CPUコアに回帰することになります。
Snapdragon 820は2015年末にサンプル出荷が開始されるとのこと。ということは2016年の主力機種に搭載されるのでしょうか。
情報元:Anandtech