2015年1月30日金曜日

クアルコム、Snapdragon 810が「主要スマホメーカーに拒絶された」と認める

Qualcommは2015年度Q1業績発表の中で、Snapdragon 810が「大規模顧客の新型フラグシップに搭載されない」と認めました。

大規模顧客の新型フラグシップスマートフォンというのは、世界のスマホ市場で未だに1位に君臨するサムスンが3月1日に発表とみられる「GALAXY S6」と推定されます。

GALAXY S6はSnapdragon 810の代わりに14nmプロセスの独自開発したオクタコアプロセッサ Exynos 7420を搭載することで知られています。

Snapdragon 810はLG G Flex 2などに搭載されていますが、発熱問題や性能低下問題が囁かれていました。実際にベンチマークスコアも奮わず、リークしたGALAXY S6のExynos 7420のスコアをも下回っています。

こうしたSnapdragon 810の悪材料と中国市場での競争激化から、Qualcommの来期の業績予想は一段階引き下げになりました。

Snapdragon 810の発熱問題は解決。LG G Flex 2向け量産開始がその証拠─Digitimes
Snapdragon 810の発熱問題は健在。サムスンは「笑って」、LGとHTCは泣いて

情報元:GSMArena

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