2014年5月23日金曜日

Google、リアルタイム3Dマッピング機能を備えた「Project Tango」タブレットを開発中

WSJは5月22日、Googleが人間並みの「空間認識機能(Project Tango)」を備えた新しいタブレット端末を開発していると報じました。

■Project Tangoとは?

Project Tangoは、モバイル端末に人間並みの空間認識能力を与えようというプロジェクトです。GoogleのATAPが推進しています。

Project Tangoの試作スマートフォンは既に公開されており、深度センサーや加速度センサ、カメラ、高性能プロセッサを搭載し、毎秒25万回もの3D測定により周辺の三次元空間をリアルタイムにマッピングできます。試作スマホで実際に室内の3Dモデルを作成した動画も公開されています。 

(なお将来的には周辺空間と人間の動作を関連付けて、障害者向けナビゲーションなどへの活用が提案されている)

WSJによると、Googleはこのタブレット版を開発中で、6月下旬に開かれる開発者向けイベント「Google I/O 2014」で発表され、その後すぐにリリースされるとのこと。おそらく一般販売ではなく、開発者向けに提供されるものと思われいます。

情報元:WSJ