ST-EricssonはSamsung電子とSoC事業の関係を深めるようだと韓国メディアが伝えています。
韓国メディアによると、Ericssonとの合弁企業「ST-Ericsson」を展開しているSTmicro社は、サムスン電子との間で28~32nm HKMGプロセスの半導体製造で協力することで合意したそうです。
協力の対象製品はST-Ericssonが展開するSOC「NovaThorシリーズ」で、サムスン電子が半導体の受託加工を行います。
ST-Ericsson製のSoCは「Galaxy Ace II」「Galaxy Beam」「Galaxy S Advans」など、既に複数のサムスン製スマホに搭載されています。
ST-Ericssonは2013年にも、LTEモデムを統合した「NovaThor L8540(Cortex-A9デュアルコア)」や、Cortex-A15世代のCPUとPowerVR 6 GPUを搭載する超高性能SoC「NovaThor L9600」を投入すると伝えられています。
サムスンと協力関係を結ぶことで、より安定した製品の供給が可能になるメリットがST-Ericsson側にもたらされる模様です。
情報元:ddaily