NVIDIAは次世代SOC「Tegra 4」を1月初旬(1月8日~11日)のCES2013で発表するとFudzillaが報じています。
Tegra 4はロードマップにおけるコードネーム:Wayneに該当し、Cortex-A15世代のクアッドコアCPUを搭載することにより、Tegra3の2倍、Tegra2の10倍のパフォーマンスを誇る模様。最大周波数は1.8Ghz~2.0Ghzと高クロックで動作すると伝えられています。
またLTEモデムとの相性も改善されており、LTEとTegra 4を組み合わせた端末の開発が容易になると伝えられています(モデムを内蔵するわけではない)
Cortex-A15世代のクアッドコアSOCといえば、Tegra 4のほかにもSamsungが「Exynos 5450」を開発中であると伝えられています。A15世代はデュアルコアでもA9クアッドコアを凌ぐパフォーマンスを発揮するだけに、クアッドコアでどれほどのパフォーマンスを得られるのか、続報に期待したいと思います。
執筆:Takahiro Koguchi