ARMはプレスリリースで、次世代のARMアーキテクチャ「Cortex-A50(53/57)シリーズ」を搭載するデバイスが2014年までに登場すると発表しました。
Cortex-A50シリーズの内訳は以下の通り。設計の見直しによりマルチ/シングルスレッド性能が大きく改善され、パフォーマンスも大きく向上するそうです。また64bit処理への互換性も有する模様。
- Cortex-A57・・・ハイエンド向け、現行3倍速
- Cortex-A53・・・低消費電力、性能はCortex-A9と同程度
Cortex-A57については現行世代の3倍のパフォーマンスとなり、レガシーPCに匹敵する性能になる模様。Cortex-A53については現行の5分の1の消費電力で、Cortex-A9と同等の性能を発揮すると伝えられています。その他、ダイサイズが同じプロセスでも大きく縮小する事が利点として伝えられています。
2014年までに、Cortex-A50シリーズを搭載するデバイスが登場するそうです。続報に期待したいと思います。
情報元:ARM
執筆:Takahiro Koguchi