2012年6月18日月曜日

Snapdragon S4の供給不足、日本製スマホの発売時期にも影響。

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クアルコムの最新SOC「Snapdragon S4」の供給不足は、日本メーカー製スマートフォンにも影響を与えているようです。日経新聞が伝えています。

日経新聞によると、Snapdragon S4の供給不足により、日本メーカーは本来5~6月から開始される新製品の発売時期を、6~7月開始に伸ばして対応しているという事です。また供給不足の問題は冬にかけても続く恐れがあるようです。

Snapdragon S4は、AP(アプリケーションプロセッサ)にLTEモデムを統合した最新SOCで、現行のLTEスマートフォンには無くてはならない存在となっています。またCortex-A15世代の要素を取り入れており、デュアルコアでありながらクアッドコアSOCを凌ぐ性能を誇っています。この事が供給不足になるほどの高い需要を生み出す理由となっています。

Snapdragon S4の供給不足は海外メディアによれば2013年には解消されるということなので、しばらくはスマートフォンの発売時期に右往左往する事になりそうです。

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情報元:nikkei