米TI社製の次期モバイル向けプロセッサ「OMAP 5」の開発者向けプラットフォームのハンズオン動画が公開されています。かなりハイパフォーマンスなようです。
OMAP5はGalaxy Nexusなどに搭載されているOMAP4の後継プラットフォームです。Cortex-A15世代のCPU、PowerVR SGX544MP GPUを搭載。現行のSOCに比べ遥かに高性能になると伝えられています。
動画では、大画面液晶ディスプレイでのミラーリング表示で、グラフィカルなUIを1080pで滑らかに動作させている様子や、GLBenchmarkでライバル機(おそらくiPad 3rd)のグラフィックス性能を負かしている様子が読み取れます。またブラウザベンチでは、A9世代のクアッドコア(おそらくTegra3)に対し、OMAP 5のデュアルコアプロセッサが大差をつけて勝利している事が読み取れます。
このOMAP5を搭載するデバイスは2012年末には出回ると伝えられています。年末にはクアッドコアSnapdragon S4 APQ8064なども登場し、モバイルデバイスの更なる性能向上が期待できそうです。
情報元:slashgear