2015年のハイエンドデバイスで採用される見通しのSnapdragon 810の出荷が遅れると伝えられている問題で、同社の広報担当者が「出荷スケジュールに変更が無い」と海外メディア向けに明らかにしました。
Snapdragon 810は、Cortex-A57x4コアとCortex-A53x4コアのbig.LITTELEオクタコアプロセッサで、8コア同時起動も可能。CPUアーキテクチャが大きく刷新されており現行のSnapdragon 805と比較して圧倒的な性能向上が期待されています。なお64bitにも対応します。
ただSnapdragon 810は韓国メディアにより、特定の電圧に達するとチップが過熱したり、GPUドライバに不具合が生じ、出荷が遅れると報じられていました。
これに対してQualcommの広報は、出荷スケジュールは予定通りで、2015年上半期に出荷を開始すると述べました。
情報元:Qualcomm