韓国のSamsung電子は、3波キャリアアグリゲーション対応のLTE Cat.10モデムを統合したSoCの開発を開始しました。
次期ExynosプロセッサにLTE Cat.10モデムを統合するとのこと。
3波キャリアアグリゲーションは、3つの電波を1つに束ね、20+20+20の計60MHz幅を利用できるようにする技術。
韓国ではLG U+がいち早く商用化に取り組んでおり、早ければ年内に商用サービスを開始する見通しです。
LTE関連技術ではサムスンはクアルコムに押されており、サムスンは未だにLTE Cat.4より上のLTEモデムを統合したSoCを発表していません。LTE Cat.10に対応した統合SoCを開発することで、劣勢なLTEおよびSoC市場で巻き返しを計る思惑があるようです。
情報元:never.com