Samsungは現行のWi-Fiの5倍速となる、60GHz帯を使用した次世代無線LAN技術を開発したと発表しました。
Wi-Fi 802.11acの最大転送速度は866Mbpsであるのに対し、サムスンが新たに開発した60GHz帯の無線LAN技術は、5倍以上の転送速度を達成。1GBの大容量ファイルを3秒以内に送受信できるそうです。
また次世代無線LAN技術は、2.4GHz帯や5GHz帯を使用する従来の無線LAN技術よりもはるかに高い周波数帯の「60GHz帯」を使用するため、周囲に利用者が多くても電波の干渉問題が発生しないのも強み。
電波の干渉が生じないため、ユーザーの実測値も理論値に近づくため、実測では現行の10倍の速度を達成できると謳われています。この次世代無線LAN技術は来年に規格化される予定です。
情報元:Samsung