中国で7月1日夜より、LINEやカカオトークなどのメッセージングアプリが利用できない状況が続いていることが明らかになりました。
中国では言論統制のため、グレートファイアーウォールと呼ばれるインターネット検閲システムが整備されており、FacebookやTwitterなどの有名SNSにはアクセスできないことで知られています(VPN経由で回避することは可能)。ただこれまでLINEやカカオトークは通信遮断の対象外でした。
今回利用できなくなった理由は明らかにされていませんが、7月1日に香港で発生した、普通選挙の実施を求める大規模デモの情報を遮断するために、中国政府が関与しているとの見方が濃厚となっています。
LINEの中国公式Weiboは「障害が生じており、復旧に努めている」と発表しているほか、日本のLINE本社も「原因を調べている」としています。
情報元:朝日新聞