2014年4月3日木曜日

Microsoft、Windows Phone 8.1を正式発表─気になる変更点まとめ!

Microsoftは4月2日(現地時間)、次期モバイルOS「Windows Phone 8.1」を正式発表しました。気になる変更点をまとめてみます。

音声アシスタンス「Cortana」

Windows Phone 8.1でパーソナルデジタルアシスタンス機能「Cortana」が追加されました。Google NowとSiriを足して2で割ったような機能で、流暢に話す女性の合成音声によって、Bingの検索結果を参照してユーザーからの質問に応答するほか、メール本文を分析して、飛行機の登場時間を案内するといったことも可能。アラーム設定やスケジュールの追加も音声で行えます。

通知をまとめて管理「Action Center」

Android OSのように画面の上端から下にスワイプすることで通知センターを表示できます(機能名はAction Center)。アプリからの通知がまとめて表示されるほか、アプリごとの通知の有無や音・バイブを設定可能。またWi-Fi、BT、機内モード、画面回転なども上部アイコンから制御できるようになりました。

タイルに壁紙が透過するように

ホーム画面のタイルに「壁紙」を透過させることが可能となりました。

最新ブラウザ「Internet Exprere 11」を標準搭載

最新OSの「Windows Phone 8.1」を標準搭載し、プライベートブラウズや複数ウェブサイト間でのパスワードの同期に対応。またIE11を通してのファイルアップロードにも対応しました。

精度高い新キーボード「Wordflow」を搭載

Wordflowと呼ばれる新キーボードを搭載。精度の高いSwype入力により素早く文字入力が可能で、デモンストレーションではWordflowの高速さを示す文章の早打ち大会が行われました

VPN対応

企業向けに需要の多いVPNに新たに対応、電子メール関連では暗号化・デジタル署名の「S/MIME」をサポートしました。

ローエンドCPUサポート

Snapdragon 400や200のようなハイエンドではないプロセッサのサポートが追加されました。ローエンドのAndroidスマートフォンと共通のハードウェアを利用でき、Microsoftのパートナー企業を増やすことに貢献します。

リリース時期は4月下旬/5月上旬

既存端末へのアップデートの提供は今後数か月以内。搭載端末は4月下旬/5月上旬に発売予定であるとのことです。

情報元:GSMArena

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