AppleのクックCEOはWSJとのインタビューで、Android OSについて「まるでヨーロッパのように分断されている」との見解を示しました。
Windowsに駆逐された90年代のMacのように、iOSがAndroid OSに駆逐されてしまうのではないかという記者の質問に答えたもの。
クックCEOは「iOSは90年代のMacのようにはならない。MacがWindowsに敗北した理由は、重要なアプリケーションの取り込みに失敗したからだ。iOSはAndroidよりもアプリが豊富である」「Androidの場合、タブレット専用アプリは1000本程度に過ぎない。Androidタブレットのユーザー体験は非常に安っぽいものだ」と述べました。
またAndroidのエコシステムの分断にも言及し「AndroidとWindowsは比較できない。Androidはまるでヨーロッパのようだ。ヨーロッパは米国の諸州と異なり多くの国で構成され、それらは非常に異なっている。Androidも同様であり、KindleがAndroidであることを誰も知らない。SamsungはAndroidの上に更に多くのソフトウェアを構築している。」と付け加えました。
またAndroid OSに市場シェアで後れを取っていることについて「これを変えようとしている。米国・カナダ・日本では1位で、ヨーロッパとアジアでは2位だ」と答えました。
情報元:Business Insider