Qualcomm Snapdragonシリーズの2015年Q1までの製品ロードマップ資料が中国経由でリークされました。
MSM8974AB/MSM8974AC (13年末~今年初頭)
ロードマップには2013年末~2014年初頭に登場する、MSM8974の性能向上版「MSM8974AB」「MSM8974AC」の記述がみられます。資料からはMSM8974ACのCPU動作周波数が2.5Ghzに引き上げられていることを読み取ることができます。
Snapdragon 805 APQ8084 (2014年5月~Q3)
Snapdragon 800と比較して特にグラフィックス性能が強化されており、GPUにはAdreno 330比で性能が40%向上したAdreno 420 600Mhzを採用するほか、CPUには刷新されたKrait 450(2.5Ghz)プロセッサを採用します。
ただ製造プロセスはSnapdragon 800と同じ28nm HPMプロセスに留まっており消費電力や発熱に不安が残りますね。
Snapdragon 810:仮称 MSM8994 (2014年末~15年初頭)
Snapdragon 800シリーズとして初めて64bitに対応したモデルで、ARM v8ベースとなることからCPU性能は大きく向上する見通しです。GPUには刷新が施されたAdreno 430を搭載します。またLPDDR4 RAMに対応。LTE Cat.7(下り300Mbps/上り150Mbps)の高速LTEモデムも内蔵します。
また製造プロセスが20nmに縮小されており、発熱や消費電力がAPQ8084に比較して低減されることが期待できそうです。
情報元:MyDrivers