総務省は携帯各社に、これまで衛星通信に使用されている「3.5Ghz帯」の周波数の割り当てを行うとNHKニュースが報じました。
NTTドコモ、KDDI、SoftBank、イーモバイルの携帯4社に同周波数帯が解放されるとのこと。スマートフォンの普及で各社の電波がひっ迫するなかで、高速で大容量な次世代移動通信システムの早期の実用化を促す思惑があると伝えられています。
SoftBankなどは3.5Ghz帯をキャリアアグリゲーションに使用したLTE-A実験で500Mbps前後の安定したスループットを実現する事に成功しています。
東京五輪を前にモバイル環境で高精細な映像配信が必要とされる中、通信速度の高速化が喫緊の課題であるとNHKは付け加えました。