総務省は12月25日、LTE方式の携帯端末は心臓ペースメーカーの動作に影響を与えないとする調査結果を発表しました。
13種類の心臓ペースメーカーを対象に、LTEスマートフォンやデータ端末の実機を用いて電波による影響を測定したところ、正常な動作に影響を与えないことを確認したということです。今回の報告を受けて総務省は指針を改定し、「端末をペースメーカーから15cm以上離す」など従来の携帯電話と同じ指針をLTE端末にも適用する方針であると伝えられています。
なお影響測定はLTE(800Mhz/1.7Ghz/2Ghz)の3周波数帯において実施されたということです。
なお現在、電車の優先席付近で求められている「携帯電話電源オフ」を再検討する動きも電鉄会社で広がっていると報じられています。
情報元:総務省