LGDは19日、5.5インチ 2560x1440解像度(539ppi)のAH-IPS液晶ディスプレイの開発に世界で初めて成功したと発表しました。
解像度はQuad-HD(2560x1400)となり、ベゼル幅は「LG G2」のLCDと同等に抑えられている一方、厚さを12%削減することに成功し、世界で最もスリムなLCDの記録を塗り替えたそうです。
また通常、画素密度を高めれば高めるほど、たくさんのピクセルが配置されるため光の透過率が下がり。輝度を上げるのが難しくなりますが、低温シリコン基板をベースに画素構造を見直した結果、開口率と透過率を高め、LG G2の5.2インチFHD LCDと同等の輝度を実現したそうです。
また韓国メディアによると、最近の研究によれば、スマートフォン使用時に画面から30cm離れた状態でも、20~30代ならば400ppiと500ppiの区別が十分につくことが判明しているとのこと。このため、2014年に発売されるLG製スマートフォンはFHDを超えて「500ppi」超の高解像度ディスプレイを搭載する見通しと韓国メディアは付け加えました。
情報元:ZDNet