SonyMobile製の2013年下半期の高性能スマートフォン「Xperia Z Ultra」の実機に触れてきたのレビューしたいと思います。
主要スペックは以下の通りです
- Snapdragon 800 MSM8974 2.2Ghz クアッドコア
- 6.4インチ FHD(1920x1080) TRILUMINOS for mobile液晶
- 2GBのRAM
- 16GBのストレージ容量(microSDXC 64GB)
- 800万画素ExmorRSカメラ搭載(HDRビデオ対応)
- IP58防水防塵対応
- 179.4×92.2×6.5mm 212g
- Android 4.2.2 JelkyBean
- 3000mAhのバッテリー容量
2013年9月までにグローバル市場で発売される予定です。日本でもKDDIからの発売が噂されています(時期は未定とのことですが・・・)
6.4インチディスプレイを搭載すると聞くとびっくりしてしまいますが、横幅はパスポートと同じサイズに作ってあるとのこと(Sony談)なので、そこまで威圧感は感じません。
5インチのGalaxy S4との比較です。サイズ感がわかりますかね?
同じく5インチのXperia Zとの比較です。このサイズでもジャンルは「スマートフォン」。耳に当てて通話します。
Xperia Z Ultraのタッチスクリーンは鉛筆やボールペンもスタイラスとして利用可能。スタイラスに最適化されたUIも搭載しています。
Xperiaスマホとしては初めて「IPS」方式を採用した6.44インチTRILUMINOSディスプレイ(1920x1080)を搭載。視野角もコントラストも良好です。
背面はガラス。飛散防止フィルムありです。Xperia Zのデザインと同じですね。
側面は正真正銘の金属であるとのこと(Sony日本人スタッフ談)。Xperia AXのようなメッキではなく高級感を感じさせてくれます。
オーディオジャックはXperiaとしては初めてキャップレスを実現。
ポケットには収まるけど、少し圧迫感あり(ポケットのサイズ次第かと・・)
日本語UIで操作してみました。
Snapdragon 800の搭載により、どの程度処理が高速化したのかをXperia Zとの比較で確かめてみました。
Sonyの日本人スタッフがXperia Z Ultraについて説明しています。
ブラウザを操作してみました。目立った特徴は・・
Xperia Z UltraにはXperia Zと同じく「パープル」がカラーとして用意されているのですが、色合いはZとは大きく異なります。
アクセサリー類も展示されていました。
日本語IMEは「POBox Touch 6.2」を搭載。フラットなデザインを採用しているほか、大画面に最適化された仕様になっています。
搭載するTRILUMINOS IPS液晶はコントラスト比・視野角がXperia Zと比較して大きくすぐれており、その違いは一目瞭然です。またSnapdragon 800 2.3Ghzクアッドコアを搭載した事で、アプリの起動などがXperia Zよりもワンテンポはやく、軽快になっています。
横幅はパスポートと同じサイズなためか全く気になりませんが、縦幅は少し大きいかなーと感じました。
6.4インチという画面サイズからも読み取れる通り、本製品はメインストリーム向けの製品ではないと感じます。Xperia Zの後継機種が欲しいなら5インチの次期フラグシップ”Honami”を待つのがベストな選択と言えそうです。