2013年7月8日月曜日

SoftBank、米で1.6兆円投資─LTE網を整備。シリコンバレーに研究拠点建設へ

SoftBankは買収が決まった米Sprintに対する設備投資額を今後2年間で160億ドル(1.6兆円)とし、高速通信(LTE)網を整備する方針を明らかにしました。

1.6兆円の設備投資額の大半を高速通信サービス「LTE」の基地局建設に充てる方針で、基地局を日米で共同購入して調達費を抑えることで、日本での事業コスト削減にも役立てる模様。

米Sprintは米国内で2強とされるVerizonとAT&TにLTE網の整備で遅れていますが、「2年くらいでVerizonに追いつきたい(孫社長)」としています。

またシリコンバレーにSprintと共同で1000人規模の大規模な研究開発拠点を設け、スマホ向けサービスの新技術を開発、日米で共有する方針。また月に1回幹部30~40人ずつが集まり事業ノウハウを共有する会議を開き、日米共通の事業戦略を決めると伝えられています。

情報元:日本経済新聞(1)(2)