SamsungはSIGGRAPH 2013において新型Exynos 5 Octa「Exynos 5420」搭載を搭載したリファレンスデバイスを展示しました。
Exynos 5420は1.8GhzのCortex-A15、1.3GhzのCortex-A7を4コアずつ搭載したbig.LITTELEベースのオクタコアプロセッサで、先代のExynos 5410と比較して、GPUをPowerVR SGX544MPからMali-T628MP6に換装されているのが大きな特徴となっています。
Mali-T628は最大で8コアGPUまで対応しますが、Exynos 5420では消費電力の観点から6コアに抑えられています。それでもグラフィック性能は現行Exynos 5410の2倍に達し、CPU性能も20%以上向上しています。
SIGGRAPHA 2013では同Exynos 5420を搭載したリファレンスタブレットが展示されており、Mali-T604を搭載したNexus 10(Exynos 5250)との比較デモも行われています。(画面解像度は2560x1600と共通)
Nexus 10ではカクカクのベンチマークも、Exynos 5420搭載リファレンスタブレットでは滑らかに動作していることがわかりますね。
Exynos 5420は8月に量産が開始され、9月発表のGalaxy Note IIIへの搭載が期待されています。続報に注目しましょう。
情報元:Engadget