NECは中国のLenovoグループと交渉していた携帯電話事業の統合を見送る見通しになったと日本経済新聞が報じました。
赤字の同事業をLenovo主導で立て直す考えでしたが、出資比率などで条件が折り合わず、NECは独力での事業構造の維持は困難と判断。スマートフォン事業から撤退する見通しとなったそうです。
スマホ事業からの撤退は「CASIO」ブランドのスマホも対象で、NECカシオ社員の大半はグループ会社に配置転換される模様。
今後は他社の手薄な「フィーチャーフォン」に特化することで収益拡大を狙いたい考えで、同社に過半の出資を希望する企業が現れた場合、スマホ事業継続を再検討する可能性もあると伝えられています。
情報元:日本経済新聞