KDDIの田中社長は30日に行われた決算発表で「WiMAX 2+をスマートフォンでも利用したい」との考えを示しました。
情報元によると田中社長は、傘下のUQに2.5Ghz帯が追加で割り当てられた件について「我々の提案が評価された」としたうえで、10月末に下り最大150Mbpsでのサービスを開始するWiMAX 2+について「これまでのWiMAXのようにスマホに載せて使っていきたい」と明言したということです。
なお具体的な製品ラインナップや仕様、発売時期は明かされませんでした。
WiMAX 2+はTD-LTE互換の次世代モバイルブロードバンドサービスで、10月末にもKDDI傘下のUQが下り150Mbpsにてサービスを開始予定。今後はキャリアアグリゲーションや8x8MIMOなどの導入により、2017年までに1Gbpsの高速化を目指す方針と伝えられています。
かつて存在したWiMAXスマートフォンのように、WiMAX 2+に対応したスマートフォンが今後登場する可能性が示唆された形です。果たしてどのような製品が登場するのか、楽しみに待ちたいと思います。