6月下旬に発売された「Galaxy S4 LTE-A」に搭載されたSnapdraon 800のスロットリング現象が深刻と韓国サイトが報じました。
Galaxy S4 LTE-Aは、GPUベンチで”Exynos 5 Octa”の2倍近いスコアをマークするものの、発熱を抑制するためのスロットリング(CPUクロックダウン)が頻発しすぎ、パフォーマンスにスタミナが無いそうです。
CPUの安定性を計測するベンチマーク(下記動画)では、Galaxy S4 LTE-Aは測定開始からわずか6秒でスロットリングが発動し、2.26Ghzから1.95Ghzにクロックダウンしています。同様のテストで「Optimus G Pro」が1分間にわたり最高クロックを維持したのとは対照的です。
AnTuTuの測定結果でも、初回のスコアは高いものの、2回目以降はスロットリングの発動でスコアが30％ほど低下することが示されました。
スロットリングの頻発について情報元は、Galaxy S4 LTE-Aの発売を急ぐあまりSnapdragon 800への最適化を怠ったのではないかと指摘。発熱が原因であるためソフトウェアアップデートでは改善しないだろうと述べました。
情報元：KBBench
