docomoの杉村領一氏は13日に幕張メッセで開かれたSDJ2013において、今年下半期発売予定の「Tizenスマートフォン」について講演しました。
講演ではTizenスマートフォンの今年下半期の市場投入が改めて発表されたほか、DメニューやDマーケット、しゃべってコンシェルなどのdocomo主力サービスも順次Tizenに搭載させる方針である事が明かされました。またスライドにはdocomoのTizen初号機のコンセプト画像も掲載されていました。
また杉村氏はTizen OSに期待する理由として「携帯事業者基準で安心安全を実現できる」「アプリ開発の自由度の高さ」「HTML5のサポートでいつでもどこでもコンテンツを利用可能」という3つの点を挙げました。またTizen向けアプリ審査期間が3日と短いことも長所に挙げています。
また杉村氏は「日本のSony以外のスマートフォンメーカーがグローバルでプレゼンスを示せていない」と指摘し「日本のマーケットだけを考えていてはだめでグローバルに向けた価値を提供する必要がある」と強調しました。
情報元:CNET Japan