Intelは現地時間の5月6日、次世代Atomアーキテクチャ「Silvermont」の詳細を発表しました。
Silvermontは従来のAtom”Saltwell”の後継となる次世代Atom向けプロセッサコアで、サーバーやネットワーク機器、PCやタブレット、スマートフォン向けにラインナップが用意されるます。3Dトランジスタ採用の22nmプロセスで製造され、最大8コアCPUに対応するほか、Coreiシリーズの要素を取り入れ大幅な性能向上が果たされました。パフォーマンスは従来Atomコアの3倍に達し、消費電力は5分の1に抑えられているそうです。
ラインナップとしては以下の6つが用意されます。
- Avonton・・・サーバー向け
- Rangeley・・・ネットワーク機器向け
- BayTrail-T・・・タブレット向け
- BayTrail-M・・・ネットブック向け
- BayTrail-D・・・ネットトップ向け
- Merryfield・・・スマートフォン向け・・・2014年Q1
このうちタブレット向けのBaiTrail-Tとスマートフォン向けのMerryfieldに最も力を入れており、ARMが席巻するモバイル市場で巻き返しを狙いたい考えと報じられています。
情報元:impress.watch