Googleは本日開催されたGoogle I/O 2013で、1時間に1%以下の電池消耗でユーザーの位置を追跡できる3つの新APIを発表しました。
Fused Lication Providerは、迅速かつ低消費電力でユーザーの位置を特定するためのAPIで、センサから得た情報を処理するアルゴリズムの改善により、1時間に1%以下の電力消費を実現。これまでの位置情報サービスの欠点だった電池消耗も多さを克服しています。
Geofencing APIは、開発者が設定した地理的仮想フェンスをユーザーが通過するとそれを通知してくれる機能で、1つのアプリケーションにつき100の地理的仮想フェンスを設定できるそうです。
Active Recognition APIはユーザーの物理的行動を把握するもので、加速度計と機械学習を元に、ユーザーが今歩いているのか、自転車に乗っているのか、自動車を運転しているのかを識別します。
これら3つのAPIを利用すれば、これまでよりもさらに高度な位置情報サービスを享受できる事になりそうです。
情報元:THE Next WEB