Google幹部のスティーブリー氏は、各所で問題提起されている眼鏡型ウェアラブルデバイス「Glass」のプライバシー問題について回答しました。
彼によるとGoogleは「Glass」の設計当初からプライバシーへの配慮を検討しており、例えば最初のプロトタイプは現在と異なり完全に目を覆うものでしたが、後に相手と会話する際に目線が重要である事に気づき、ディスプレイを現在の位置に移したそうです。またGlassを見るときに目線を上に動かす事になるので、相手もGlassを見ていると気づくだろうという事です。
またカメラ機能に関しても、撮影時にはタッチセンサやボイスコントロールを使わなければシャッターは押せないとしたほか、「トイレで相手が私の事をじっと見てくるようなら、私はすぐに出るだろう」とも付け加えました。
また「Glass」は起動時には常にGlassから明るい光が出る仕組みになっており、これはユーザーだけでなく、相手にもGlassが起動中である事を知らせるシグナルとの意味づけもあると説明しました。
情報元:THE VERGE