サンフランシスコで開幕中のTizen開発者会議にてdocomoの杉村氏が壇上に立ち「初のTizenスマホを今年後半にリリースする」と発表しました。
docomoが取り扱うTizenスマートフォンの詳細は不明ですが、朝日新聞報道によればSamsung製とみられ、Cortex-A9プロセッサやHD(1280x720)画面を搭載した「GT-I8805」ベースなのかもしれません。Tizen OSはHTML5に基づくWEBベースのオープンOSで、通信キャリアやメーカーがAppleやGoogleの意向に縛られずに独自サービスを展開しやすいOSとして期待されています。同じくHTML5ベースの「Firefox OS」とは競合関係にあります。
またTizen OSの次期バージョン「Tizen 3.0」を搭載した製品が2014年に登場するといった事も本開発者会議で明かされました。
(更新)TizenExperts.comによるとdocomoの杉村氏は「2013年Q2にTizenスマホを投入する」と発言していたようです。ただ他の複数のニュースサイトは2013年H2に投入すると発言していたと報じており、詳細は掴めていません。続報を待ちたいと思います。