Nokiaは中国の上海にある世界最大の旗艦店を今月初めに閉鎖したと海外メディアが報じています。
同店舗は香港に続きアジアで2番目にできたNokia直営店で、その総面積は1000平方メートルでニューヨーク店の5倍規模を誇り、フィンランドのヘルシンキ本社店舗を除く、世界最大の旗艦店でした。
Nokiaは2009年以降、コスト削減と流通戦略の変化を理由に、ロンドンやニューヨーク、シカゴなどの旗艦店を続々と閉店しており、上海店閉鎖もその一環であるとみられています。
かつて世界の携帯市場の40%のシェアを獲得する大手だったNokiaは、iPhone登場後に市場のトレンドを把握できず、AppleやSamsungに押され市場シェアは大きく低迷しています。2012年の中国スマホ市場では、1位Samsung、2位Lenovo、3位Appleと続く一方、Nokiaは7位に留まりました。
情報元:Zdnet