LG電子は、8コアのbig.LITTELEアーキテクチャを採用した独自SOC「Odin」の量産準備に入ったと韓国メディアが報じています。
台湾TSMCに製造を委託し、28nm HKMGプロセスで製造される予定で、ベースバンドチップの統合は除外されています。開発コード名であるOdinは北欧神話に登場する神で「嵐の神」とも呼ばれる存在です。
big.LITTELE構成のため、Cortex-A15クアッドコアとCortex-A7クアッドコアの計8コアCPUを搭載。ウェブなどの低負荷時は消費電力が6分の1のCortex-A7コアが処理を担当し、ゲームなどの高負荷時はCortex-A15クアッドコアが処理を担当するという仕組みです。Samsungの「Exynos 5 Octa」と仕様はさほど変わりません。
LGは同SoCをスマートフォン・タブレット新製品に搭載予定で、年末に発売される「Optimus G2」への搭載が有力だと報じられています。
情報元:Ddaily