2013年2月21日木曜日

LG電子、8コアの独自SoC「Odin」の量産準備中。Optimus G2に搭載か

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LG電子は、8コアのbig.LITTELEアーキテクチャを採用した独自SOC「Odin」の量産準備に入ったと韓国メディアが報じています。

台湾TSMCに製造を委託し、28nm HKMGプロセスで製造される予定で、ベースバンドチップの統合は除外されています。開発コード名であるOdinは北欧神話に登場する神で「嵐の神」とも呼ばれる存在です。

big.LITTELE構成のため、Cortex-A15クアッドコアとCortex-A7クアッドコアの計8コアCPUを搭載。ウェブなどの低負荷時は消費電力が6分の1のCortex-A7コアが処理を担当し、ゲームなどの高負荷時はCortex-A15クアッドコアが処理を担当するという仕組みです。Samsungの「Exynos 5 Octa」と仕様はさほど変わりません。

LGは同SoCをスマートフォン・タブレット新製品に搭載予定で、年末に発売される「Optimus G2」への搭載が有力だと報じられています。

情報元:Ddaily