NTTdocomoはLTEの後継規格「LTE-Advanced」の開発に着手しました。
LTE-Advancedは3GPPで仕様策定が進められているLTEの後継規格で、複数の周波数帯を束ね最大100Mhz幅として利用する事で、LTEの更なる高速化を実現し、理論上は下り最大3Gbpsの通信速度を達成。光回線に匹敵する通信速度となります。
docomoはこのLTE-Advanceをより効率的に運用するネットワークアーキテクチャを提唱しており、今回その基地局設備の開発に着手したそうです。またドコモは「LTE-Advanced」の商用サービス開始を2015年度内に前倒しすると発表しており、いよいよLTEの後継規格が動き出した格好です。
ただLTE-Advanced端末は現時点ではアンテナの小型化が難しいといった課題を抱えており、2015年度までにそれらの課題を克服できるかがサービス普及の鍵を握ると言えそうです。
情報元:ケータイWatch