Android上でWindowsアプリを動かす。そんな夢のような話を現実にする技術デモが、ベルギーで2月2日~3日に開催されたFOSDEM 2013で行われました
これは「Wine」と呼ばれるオープンソースプロジェクトの一環で、現在同プロジェクトは2つの目標に沿って開発が進められており、1つはWineをARMプロセッサに最適化させること。もう1つはWindowsアプリをAndroidに最適化することです。
これら2つの目標により、最終的にAndroidスマートフォンでWindowsアプリを使えるようにしたいとのこと。
またWineはx86プロセッサでも動作するため、x86版のAndroidスマートフォンでもWineを動作可能にする計画もあるそうです。
ただこのデモを見た観客によれば「動作速度はひどく遅かった」とのことで、まだまだ開発途上である模様。今後の発展に期待です。