Intelは省電力性能を更に改善した「IvyBridge」を2013年以降にリリースするとCNETが伝えています。
現行の「IvyBridge」プロセッサは、Ultrabookやタブレット端末向けのものでもTDPが17W程度ですが、新版では更に低いTDP値となり、省電力性能が大きく向上するそうです。
背景には、存在感を増すARMの脅威がある模様。最近の統計ではノートPCの出荷台数が、ARMを搭載するタブレット端末に逆転されるなど、モバイル市場におけるIntelの存在感が急速に低下しています。
このため、高いパフォーマンスを持つ「IvyBridge」の更なる省電力化を推し進める事で、モバイル市場での自社の存在感を取り戻したいようです。
更にIntelは、IvyBridgeの次世代アーキテクチャとして、更なる省電力化を推し進めた「Haswell」を準備中であると伝えられています。
情報元:CNET