Appleは先週、米国特許商標庁にかつてより出願していた「Retina」の商標権を取得した事が明らかになりました.
Retinaはもともと「網膜」という意味ですが、Appleの特許がカバーする範囲はモバイルデバイスやPCディスプレイに限定されており、それ以外の用途ではAppleの商標権は及びません。
Retinaディスプレイは、常識的な距離を取って画面を見た場合、肉眼では個々のピクセルを判別できないような高精細なディスプレイの事を指します。
ただ競合するAndroid陣営は5インチフルHD液晶など、AppleのRetinaよりも高精細なディスプレイを搭載する端末を続々と投入予定なので、Retinaの優位性は長くは続かないのかもしれません。