GoogleがAndroid 4.2に追加したコードスキャン機能のマルウェア検知率はわずか15%である事が判明しました。
ノースカロライナ州立大学の研究チームによると、Android 4.2のマルウェアスキャン機能で1260個のマルウェアをスキャンしたところ、マルウェアと検知できたのはわずか193個に留まったそうです。
Googleのスキャン機能はインストールするアプリのファイル名とサイズ、SHA1ハッシュのみを見てマルウェアかどうかを判別するため、これらの変更なしに追加された悪意あるコードを検出することができないとのこと。
Android 4.2でセキュリティ性能は向上したと言われていましたが、これまでと同様にマルウェアに対する自己防衛が求められそうです。
情報元:Kbench