KDDI auは、3G回線とLTE回線の切り替えのシームレス化を実現する新技術「Optimized Handover」を11月1日より全国で導入すると発表しました。
従来、3G回線とLTE回線の切り替え時には、5秒~10秒ほどモバイルネットワークが一時的に使えなくなっていました。docomoのXiなどは電波の整備状況が悪く、3GとLTEの切り替えが多発し、モバイルネットワークが頻繁に使えなくなり、かなり不便な事になっています。
そこでKDDIは、利用者の位置情報を基地局電波を用いて把握し、あらかじめ回線切り替え処理を実行する「Optimized Handover」技術を導入する事で、LTEと3Gの切り替えをシームレスに行えるようにするそうです。
docomoよりも1年遅れてLTEに参入したKDDIですが、docomoよりも優れたLTE網を構築しつつあるように思います。今後のエリアの広がりに期待です。