SamsungはAMOLED方式の弱点とされていた、高精細化にある程度の道筋を付けたそうです。韓国メディアが報じています。
韓国メディアによると、SamsungはAMOLEDの先端開発において、これまで注力してきた「LITI(レーザー熱転写方式)」ではなく「FMM方式」という方式を用いたことにより、AMOLEDの大幅な高精細化を実現しました。
Galaxy Nexusに搭載されたAMOLEDは316ppiを記録しましたが、PenTile方式であったため実解像度はもっと低いのですが、今回実現した技術では350ppiのRGB方式のAMOLEDが開発可能で、より高精細な表示が可能となります。
iPhone4Sの画素密度が326ppiだったので、それを凌駕しており、より高精細な表示が可能となります。液晶に対する欠点とされていた精細感の低さが解消されたといえそうです。
ただ、液晶はさらなる高精細化を目指しており、HTCはフルHD(1920×1080)液晶を搭載する5インチスマートフォンを開発中と噂されており、既にベンチマークに登場。LGも500ppi超のモバイル向け液晶を展示するなど、AMOLEDを上回るペースで液晶の高精細化が進んでいます。
情報元:ETnews