海外では早ければ5月末の発売が予定されているGalaxy S IIIですが、通信事業者が独自に用意したプリインストールアプリが大幅に減る見込みです
韓国の移動通信社の関係者によると、Samsung電子は最近、国内のSKテレコム/KT/LG U+の移動通信三社に、Galaxy S IIIや今後発売されるスマートフォンのプリインストールアプリ数を大幅に減らす事を要求したそうです。
背景には、通信キャリアが勝手にプリインストールするアプリが、自社の独自サービスと競合してしまう恐れがあるようです。たとえば韓国のSKテレコムでGalaxy Noteを購入すると、他社のフリークラウドサービスやSNSサービス、音源ストリーミングアプリなどがプリインストールされています。独自サービス「S-Cloud」などを展開するSamsungにとっては、これらと競合する事は避けたいという思惑があるようです。
またSamsungは以前は通信事業者の意見を良く聞いていたようですが、Galaxyが大きなシェアを占めるに至った現在では、Appleのように通信事業者に対し積極的に意見を言うようになっているとのこと。
あくまで韓国での話ですが、日本においてもSamsungの独自サービスと競合しそうなアプリはプリインストールが見送られる事になるのかもしれません。
▲Galaxy S IIIのリーク画像(4.6 or 4.8インチディスプレイ、Exynos 4 Quadを搭載)
情報元:ETnews