SonyのCEO平井氏は4月12日の経営方針説明会において”Xperiaスマートフォンの開発リードタイムをこれまでの半分に短縮し、最新の機種をより素早く投入していく”と述べました。
Xperiaスマートフォンといえば、他メーカーのスマホに比べてスペックが半年遅れになる傾向があり、パワーユーザーからは不満の声が上がっていました。具体的には、他メーカーは2011年の前半にもデュアルコア端末を投入していたのに対し、Sony(Ericsson)がデュアルコア端末を投入したのは2012年の2月になってからでした。
今後は開発サイクルを短くすることで、このようなスペックの遅れを解消し、時代の最先端を行くスペックの端末を素早く提供できるようになるそうです。
ちなみに、Sony Mobileは6月にもSnapdragon S4 MSM8960を搭載するLTEスマホ「LT29i Hayabusa」を投入すると伝えられていますが、MSM8960の端末を6月に投入するというのは海外メーカーと比較しても遜色のないタイミングであり、開発サイクルが半分に短縮された成果であると言えるのかもしれません。
また9月には別のハイエンド端末「Mint」の発売が噂されています。
情報元:Xperia blog